IP100H 無線LANトランシーバー
無線LANで使えるトランシーバー
メーカー | icom(アイコム) |
本体付属品 | リチウムイオン充電池(BP-271) 急速充電器・ACアダプター(BC-202) ベルトクリップ(MB-127) ハンドストラップ アンテナ(331004610) アンテナキャップ 取扱説明書 |
免許 | 不要(別途無線LANの環境が必要) |
本体保証 | 1年 |
本体寸法 | 58(W)×95(H)×26.4(D) mm(BP-271装着時、突起物を除く) |
本体重量 | 約205g(アンテナ、バッテリー含む) |
防塵・防水性能 | IPX7(詳細はこちら) |
その他 | IP100FS 無線LANトランシーバーアプリケーション IP1000C 無線LANトランシーバーコントローラー |
※詳細はご購入前に別途お問い合わせください
トランシーバーでの通信を実現
IP Advanced Radio Systemは、無線LANアクセスポイントのカバーエリアを範囲とするトランシーバーでの通信を実現するシステムです。IPネットワーク上にアクセスポイントを増設することで手軽に通信範囲を拡張できるので、高層階と低層階や、入り組んだ建物内など従来の無線機では電波が届きにくい場所での通信システムとして最適です。また、VPN回線を通して離れた拠点と通信したり、VE-PG4(別売)などの通信拡張ユニットと併用することで従来の無線機やIP電話(内線/外線)との連携も可能です。
- 無線LANを利用して、トランシーバーでの秘匿性の高い同報通信を実現
- スマートフォンやPC用の無線LANアクセスポイントを、そのまま中継器として使用可能
- IPネットワークと接続することで、離れた拠点間の通信にも対応
- 交互通話や同時通話のほか、グループ会議(最大100端末まで)や文字の送受信も可能
- PC上に、端末が接続しているアクセスポイントの情報を表示
- 免許や申請なしで使え、電波利用料も不要なので、手軽に導入可能
- 通信拡張ユニットと接続することで、従来の無線機やIP電話(内線/外線)との連携も実現
IPネットワーク上に配置された無線LANアクセスポイントを中継器として、無線LANトランシーバーIP100Hからの通信を無線LANトランシーバーコントローラーIP1000Cに送信。コントローラーから、指定された通信先に音声や文字データーを送信します。また、無線LANトランシーバーアプリケーションIP100FSは、通信端末として利用するほか、携帯型端末の位置情報やプレゼンス(ステータス)を取得することができます。
IP1000C(無線LANトランシーバーコントローラー)は、RoIPゲートウェイVE-PG4や、無線LANアクセスポイントAP-9500#11で置き換えることもできます。なお、製品により、収容できるIP100Hの数量が異なります。
交互通話のほか、オプションのヘッドセットを用いれば、電話のように同時に通信する同時通話にも対応します。また、従来の無線機では、同じ通話範囲内では、1通話しかできません(送信している端末以外の端末は、送信ができません)が、当システムでは、同時に複数の端末から送信することができる多重通信に対応、効率よく連絡することができます。
全体呼び出し、グループ呼び出し、個別呼び出し、近隣呼び出し(特定のアクセスポイントに接続している端末にのみ呼び出し)と、多彩な通信範囲を選択できます。
コントローラーに搭載されたミキシング機能を使うことで、最大100端末(理論値)までの多者間同時通話が可能です。
1対1の同時通話よりも効率よく情報交換することができます。
IPネットワークに接続する無線LANアクセスポイントを増設するだけで、手軽に通信範囲を拡大することができます。もちろん、既存のスマートフォンやPC用に設置されている無線LANアクセスポイントも利用可能です。また、IPネットワークを接続することで、離れた拠点との通信も可能です。
技術基準適合証明を取得していますので、使用にあたって電波利用に関する免許や資格、申請などの手続きは不要です。また、電波利用料も不要ですので、ランニングコストを低く抑えることができます。
無線LANトランシーバー内の端末間での通信だけではなく、通信拡張ユニットであるVE-PG4と併用することで従来の無線機(特定小電力トランシーバーや簡易業務用無線機など)やLTE/PoCトランシーバーとも通信が可能です。また、SIPサーバーを内蔵しているためVoIP通信とも連携。SR-7100VNを導入すると、内線電話だけでなく、外線電話の送受信なども実現します※。
※システムの拡張については、案件ごとに技術的・法的な検証や調整を行うため、異なる機器やサービスを組み入れることや、導入できないこともあります。
- 機器接続イメージ図

- 活用イメージ図
