防塵防水/防爆規格一覧

1.防塵防水性能について

2.防爆規格について

防水・防塵性能について

保護等級IPとは、機器の防塵・防水に関する保護を規格化しているもので、IEC(国際電気基準会議)規格で規定されている機器の保護等級を記号で示したもの。

IP+数字2桁で表され(省略する場合はXで表示される)、数字部分の1行目、2行目でそれぞれ保護の度合いを表示している。

1桁目:埃等の異物の侵入に対する保護の度合いを0から6の7段階で表示

2桁目:水の浸入に対する保護の度合いを0から8の9段階で表示

  • 防塵(第1特性)一覧

※↑新規選択

  • 防水(第2特性)一覧

※IPX4が一般的に生活防水とされている。


防爆規格について

防爆無線機は大気中に可燃性ガス・蒸気・粉塵が放出されても火災や爆発の点火源とならないように特別な構造で設計され、認証機関による防爆規格検査に合格し認証を受けた無線機のこと。

防爆エリアでは、国内防爆検定を合格した無線機の使用が労働安全衛生法で義務付けられている。

主なご利用場所
倉庫(冷凍含む)、工場、石油コンビナート、発電所、ガスプラント、化学プラント、石油精製施設、造船所、タンカー内、埠頭、製造業、水産加工、市場など

防爆規格は国際的な防爆規格であるIECExのほか、国によっても認証制度が存在している。(アメリカの防爆規格であるUL規格(UL-429/1002)と、ヨーロッパ(EU諸国)の防爆規格であるATEXなどが有名)

日本では公益社団法人 産業安全技術協会をはじめとした国から認可を受けた登録機関の防爆試験を受け、その試験を通過する必要がある。 日本国内では防爆試験を通過した機器にのみ発行される型式検定合格証を取得した製品でなければ使用できない。(国際規格を取得しているだけでは日本国内では利用不可)

  • 国際規格による代表的な爆発性ガスのグループ・温度等級表

 防爆対応無線機

NX-330EXCT UHFデジタル簡易無線機 免許局(3B/1.2W)
NX-330EXCT UHFデジタル簡易無線機 免許局(1.2W)
NX-330EXFT UHFデジタル一般業務用無線機(1.2W)
NX-330EXFT UHFデジタル一般業務用無線機(1.2W)
NX-230EXFT VHFデジタル一般業務用無線機(1.2W)
NX-230EXFT VHFデジタル一般業務用無線機(1.2W)